kotafhoto9

	『フクロウは糸や輪ゴム等は上手に吐き出せないので要注意です！』と以前も自分で書いていたくせに、糸を啄ばんで遊ぶことが大好きなコタをついつい許してしまった今回の緊急入院。　ペリットが出せないと食欲があっても上手に食べ物が食べられないので強制的に食べ物をお腹に入れる事と、吐き出せない物を取り除く治療の為の入院でした。　最初はレントゲンでも何がお腹の中に入っているのかが分からず、このままペリットや糞になって出てこなければお腹を開いて取り出す手術をしなければならないと言われ本当にどうしていいかわかりませんでした。その後に先生の治療とコタの頑張りでどうにかペリットを吐き出す事ができ、その正体が分かりました。
飼い主としての甘さが今回の原因でした。先生が言っていたのですが、以前に診たヨーロッパコノハズクで同じような状態になってしまった子が飲み込んでしまったものは「針」で、お腹の中から外に突き抜けてしまっていたそうです。幸い命には別状なかったようですが、ホントに考えただけで痛いです。　今後こんな事が絶対にないようにしなければ！！コタロ本当にごめんなさい。　コタを診て頂いた所は「リトルバード」という小鳥専門の病院です。家の近くに最近できたと言うことで健康診断をしてもらう予定がそれ以上にお世話になりました。　「小さい石黒賢さん」という印象がある小嶋先生は、とても優しく丁寧な説明をしてくれて猛禽類の扱いも慣れているよ
	うで安心でした。いいところを見つけたな・・・という感じです。　私はとても出来ないのですが、フクロウを両手で掴まえてお腹のところに息を吹きかけ羽を除かせて皮膚をみると、脂肪がついているかどうか分かるようです。先生に診て頂いている時に私も見せてもらったのですが、肥っていると肌色と白色が混ざっているようになり、まさにコタは肥り過ぎ傾向でした。よし！ダイエットだ。･･･私もか（汗）　コタが入院している間に以前に頼んでいた、DNA鑑定の結果が届きました。結果は男の子で一安心。（コタロ子に改名しないですみました・笑）ちょっと見づらいですが、鑑定書（写真↑）も頂きました。何かコタ、偉そうだぞ（笑）　と、いう訳で「祝！退院と男の子で当たってたよ」で乾杯です。･･･確かにコタのお祝いだけど、どいてくれないと飲めないよ～！（←写真）コタは瓶の先に止るのが好きなようです。　うちで「瓶」というとワインが多いのですが、ご飯の時に食べ物を狩る？にはお腹がいっぱいで･･･だけどちょっと遊びたいよぉ～という時によく止ります。あんな小さい場所に止るなんて･･･足つらないかなぁ。
他のフクロウを飼っている人達も、とっても可愛いかったり面白かったりと、いろいろなフクロウ写真を撮っていますが、その中で上を見上げている写真をみつけ、真ん丸い目で上を見上げ「え！何？」と言わんばかりで超！可愛い！　これは早速うちのコタでも撮らなければ･･･と頑張ったのが（写真→マウスを置いて下さい）これです（笑）　まるで「あ゛～!?」コタ違う・・・私が求めていたのは「何？」で「あ゛？」ではないのですよぉ～！！（悲）　おかしい・・・どこかでコタが、間違った方向へ進んでいる気がする（笑）　いかんいかん。これはいったいどうした事だ。・・・よし、こうなったら超！可愛いコタのアップで勝負しようじゃないか！！
	なんじゃこりゃ!?（笑）寝起きの悪い人？寝癖までつけちゃって･･･これじゃぁ、まるで私と一緒（笑）もう、修復不可能なのだろうか（写真←）　退院後、何故か「腹減り凶暴化」が進み何かと言うとキックしてきたり、どんなに食べても「まだ食べる！まだ食べる」という目でみたりと、入院は大変だったし、少しは・・・と甘えさせてしまったのがいけなかったのか･･･人相？まで変わってしまいました（笑）　そんな「腹減り凶暴化コタ」も4月中旬を過ぎると、だんだんと落ち着いてきたように見受けられます。入院とか発情期とか、コタの中でいろいろな事が重なっての凶暴化だったのでしょうか。　何はともあれ、元気になってくれて良かった良かった。
コタを放し飼いにしている部屋には、どうしても入ってもらいたくないけど、他に置くところがないので置いてあるものがあります。そういうところはカーテンを引いたりと工夫はしているつもりなのですが、さすがフクロウは猫鳥ですね。頭が入るくらいの隙間があると、ひょいひょいと何なく入り込みます。　この前も、放してある部屋とキッチンに行く戸が４cmくらい開いていただけなのに、頭をくいくいと突っ込み羽を広げて横歩きでみごと突破。・・・さすがとしか言いようがありません。・・・でもなんでフクロウって台所が好きなんだろうか。やっぱりいい匂いとかするのかなぁ・・・　本人は隠れんぼうでもしているつもりなのでしょうか（写真→）そぉっと除いては見つかっていないか確かめているみたいです。