3日目は、やっぱりYの希望で「原寸大大和」見学です。
お天気も良く、映画のロケで使われた大和は、尾道の新しい観光名所になっていました(2006年5月7日で終了)
 私と同じ勘違いをしている方の為に申し上げますと(そんなヤツはいないかも)丸々完全な姿の大和が
再現されたわけではなく、部分、部分、ロケで必要とされたところが1分の1で作られたという事らしいです。
てっきり、大和が海に浮かんでいるのかと思っていました(笑)

 まぁ、そんなおバカな勘違いはあったものの、1分の1の迫力には圧倒されるものがあります。
1週間前に映画「男達の大和」を見たばかりなので、記憶に新しく、「おぉ!」となったところが多々ありました。
 まずは、フェリーで造船所がある島(?)に移動した後、
シャトルバスに乗って、大和のところまで行きます。
バスの運転手さんの中には楽しい人もいて、当り(外れ?)だと
乗車中に面白い話でもりあげようとしてくれます。

 現場になったのは日立造船西工場跡地です。

フェリーは10分間隔くらいで出ていて、
時間も5分くらいで到着です。

車でも行けるそうですが、遠回りの上、
すごい混雑しているようなので、
尾道市内で車はおいて行った方がいいです。

 まずは、ここからスタートです。
艦首を背に記念撮影が出来ます。
軍帽とでも言うのでしょうか・・・帽子を貸してくれて、
「はい!チーズ」の代わりに敬礼ポーズを促されます。

 有料で撮影もしてくれますが、持っているカメラでも
とってくれるのがGoodです。
一際目をひく、存在感のある主砲です。
その迫力には、圧倒ですが、
艦首がないのが残念でした。
これが、映画で主な場面で活躍していた
3連装25ミリ対空機銃だそうです。
 撮影の爆発シーンなどで焦げた跡なども残っています。
風雨にさらされて大分傷んできていました。

 甲板は本物は、檜だったそうですが、
セットでは杉が使われているそうです。
 ここから見ると、造船所で整備中にも見えますが、
裏を覗くと、鉄骨で組まれたハリボテという事が
分かってしまいます。
 原寸大大和を見学した後は、ロケで使われた大道具・小道具などが展示してあったり、
お土産売り場や、食堂などが入っているプレハブがありました。

  尾道の、どんなお土産にも「男達の大和シール」が貼ってあるのにはびっくりしましたが、
期間限定の盛り上がりを町全体で手助けしている感じがしました。


 あっという間の大和&雁木旅行でしたが。とっても楽しかったです。
原寸大大和は、期間限定ですが、大和ミュージアムには、もう一度行ってみたいと思いました。