お昼過ぎからは、呉にある「大和ミュージアム」に行きました。
美術館の外には、戦艦「陸奥」の主砲身・スクリュー・主舵などの
引揚品が展示されています。

 ミュージアム内では、常設展示物だけではなく、
企画物の展示物もあるようです。
 
 大和ミュージアムが開館してから1年足らずで
150万人の人が訪れたと聞いて、
大和に浪漫を感じる人が多いことに驚かされました。

 私たちが訪れたのは連休で、映画「男達の大和」が上映された
1週間後だったので、混雑を心配しましたが、入れなかったり
見られなかったりという事はなかったので安心しました。

 10分の1の大和の迫力に感動です。
ここで一番目を輝かせていたのは、Yでした(笑)
 正式名を「呉市海事歴史科学館」といい、
日本一の海軍工廠の町として栄えた呉の歴史や、現在。
また未来を知る事ができるミュージアムです。

 大和ミュージアムというくらいなので、戦艦中心なのかな、
と思っていたのですが、私が思っていたミュージアムとは少し違っていました。

 好きな人は、それこそ、ずっといられると思いますが、
あまり興味の無い人でも十分楽しめると思います。

 案内では、所要時間はだいたい2時間と書いてありましたが、
説明の文字や映像(箇所箇所にビデオが流れていました)を
全部みようと思ったら2時間では見学できないと思います。

 近所でちょくちょく来られる人はいいと思いますが、
遠方からの方はもう少し余裕があった方がいいと思いました。
ちなみに私たちは4時間近くいたと思います。十分堪能はしましたが、
それでも全部は(ビデオなど)見ることができませんでした。



 さすがに、10分の1の戦艦は大和だけですが、戦艦や空母など、
小さいものや大きいものまで、かなりの数が展示されていました。
 そいういった素晴らしい技術が見られるのも感動ですが、
胸が痛くなるくらいの、厳粛な気持ちになる展示が様々なところにありました。

 乗り組員だった人たちの遺書や、手紙や遺品などが展示されている
コーナーでは、涙なくては、見ることができませんでした。
 
 佐久間艇長の遺書も展示されていました。

 実は、私は、以前から呉には行ってみたいと思っていて、
その際には、ぜひ江田島を訪れて佐久間艇長の遺書を拝見したいと
思っていたんです。今回の広島旅行で、頭をよぎりましたが、時間ギリギリの
予定だったので、残念に思っていたんです。

 なので、大和ミュージアムで拝見する事ができて、本当に良かったと
思っています。この展示を見れただけでも来て良かったと思います。

 その他にも零戦や人間魚雷「回天」「海竜」なども本物が展示されています。
とても小さくて、こんんなのに乗ってたんだ…と思うと、悲しくなりました。
 
 
 ここには、過去だけではなく、現在や未来の展示もあります。未来って言えば…お分かりですよね。
そう、宇宙に行った大和も展示されていました。ちょっと悪の心が入っちゃったような(笑)アナライザーが向かえてくれます。

 規模的には、あまり大きくありませんが、↓(腕相撲じゃないよ!)や、ちょっとしたゲームもありました。
松本零士さんが、監修しているようで、お好きな人には、嬉しいおまけ?かもしれません。
 ミュージアムの外はというと、大和をイメージした、ちょっとした公園になっていて、
潜水調査船なども展示されていて、なかなか楽しめました。

 あっと、いう間に時間が経ってしまって、本当にもう少し、時間があっても良かったかな…と思いました。
結構、見ごたえのあるミュージアムなのに、休憩するところがないので、ちょっと疲れたし、喉も渇きました。
今後は喫茶店や、ちょっと休憩できるイスやジュースの自販機くらいは置いて欲しいと思います。

 
 その後は、またまたスーパー銭湯、いや、お風呂のテーマパークと謳っている「大和温泉物語」に行きました。
ここも天然温泉です。お風呂に入るだけで、1100円は、けして安くはないと思いますが、本当に綺麗で快適です。
いろいろな種類のお風呂がたくさんあるので、機会があったら行ってみるのもいいと思います。
 あ、でも確か小さい子は入れなかった気がします。ご家族で行く場合は注意ですね。


 2日目の夜は、広島に住むYの友達Tちゃんも加わって、市内の居酒屋さんで盛り上がりました。
…盛り上がり過ぎた。と言った方がいいかもしれません(反)
 
館内にあった大和の説明映像がありました。
中でも主砲の発射シーンは映画よりも
迫力がありました(笑)
画面をクリックすると映像が見られます。